1 ロッドの継ぎ方とテーピング
まずロッドを接続する際には各々のセクションのガイドが180度(ヘキサグラフの場合は360度)ずらした位置で差込みます。
次に互い違いとなる各セクションを雑巾の水を絞る要領で回転させながらガイドが一直線になるように適度の力でねじ込みます。
この後、ジョイント部を中心に前後をしっかり固定するようにテーピングをしてください。(テーピング・テープは2次接着可能な糊の残らないタイプのものをお奨めします)
しかしこれで安心しないでください、スペイキャストではロッドに強いねじれの力が作用しますので使用中に時々各ジョイント部にゆるみが無い事を必ず確認してお使いください。
ジョイント部がゆるんだままキャスティングを続けるとロッドの継ぎ口に亀裂が生じ、ひいては決定的な破損事故につながります。
2 テープの糊にご用心
ジョイント部のテーピング用にホームセンターなどで売られている絶縁ビニールテープをお使いになる方が多いと思いますが、このテープの糊が想像以上にロッドの塗料に悪影響をおよぼします。
使用後には必ずロッドからテープをはがし、ロッドに付着した糊を完全に除去して収納ください。
ロッドにテープの糊が残っていると、塗料を溶かしてロッドの塗装剥離の原因となりますのでご注意ください。